勘弁しておくれよー!#2

貧乏性と言うか、
由緒正しい貧乏人なんですが、
長年捨てきれずに溜まった物が沢山あります。
95のパソコンとか、
腰が痛くて動かせない映らなくなったテレビ。
一回も使ったことのない餅つき機。
そんな大型不燃物を無料で引き取ってくれるという有難い業者が。

朝から非力な腰痛もち夫婦で、
せっせと運び出したのでした。
今や薄型テレビ全盛、
29インチと言えど、これが重いの何の。
老人ばかりの世の中になったらと思うと、ぞっとします。
もう大きな重い物は買わないようにしなければ。
でも一番重いのはメタボぎみの我体だったりして。

年の瀬を迎え、
少しだけ整理出来た我が家、
でも捨てるに捨てられない物もあるのです。

その原因を作ってくれるのが、
アグリなのです。
爪とぎでスピーカーのネットやら、
カーペットなどをガリガリやるのは、
もう遥か昔に諦めましたが、
彼女にはもう一つ、とんでもない悪癖があるんです。

それはスポンジ ウレタン フェチなのです。
犬が机の脚や何か堅い物をかじるのはよく見ますが、
猫のくせに、とにかくかじるんです。
たまに発泡スチロール物など呑み込んでしまい、
ウゲーウゲーとやってます。

流石に電気コードはかじりませんが、(ひょっとしてビリっときて懲りたか)
不思議とアンテナ線は大好物です。
あのザクっとした感触は魚か何かに似てるのか、
何本交換したことか。

そして、一番頭を悩ましたのがこれでした。
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見事にかかとの所だけチョコっとかじってるんです。
買ってきてすぐの物まで。
かかと以外は新品なので、
捨てようにも捨てられないのです。
結局履かずにしまって置いたら、結構くたびれましたが。

最近は気をつけてますが、
たまにお客様のを狙う時があるので、ヒヤヒヤものです。

我が家にご訪問の節は、
下駄かワークブーツで御越し下さい。
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# by jimian | 2007-12-17 00:11 | ねこ | Comments(8)

勘弁しておくれよー!

室内でペットと暮らす最大の悩み。
その一つ。
猫の場合は爪とぎでしょう。
いくらペットショップで紙製の爪とぎを買ってきて設置しても、
最初 カリ っとするだけで、
あとは見向きもしてくれません。

我が家の猫様達も各々お気に入りの場所があるらしく、
お姉ちゃんは、私のリビング回転椅子、
下のアグリちゃんは、
困った事にこれがお気に入り、
d0124199_18285158.jpg

そんなに高価なスピーカーではないにしろ、
修復不能な様子になってきました。
何故か右側のこの部分が大好き。
まだネット部分ですが、
その内コーン紙までいくかも。
そして左のボックスへ・・・・・・・

あとはカーペットかソファーを少しだけカリっとするだけ。
まあこれで彼女のストレスが発散出来るのなら、
勘弁してやるしかないですね(涙;)

貧乏な我が家に高価なオーディオがやってくる事もないでしょうし、
他にも大した物はありませんし、
私が酔っ払って物を壊すほうが、
よっぽど困った事です。


でもアグリにはもう一つ、
困った悪癖があったのでした・・・・・・・・・・・・・~ ~~  ~~~   ~~~~
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# by jimian | 2007-12-12 18:45 | ねこ | Comments(21)

地味庵備品その2

サイン入りギター第二弾!

津山には 知る人ぞ知るマニアックなギタリスト、
ギター収集マニアの方が多数おられます。
入手経路に逸話のある物や、
???の物、超高価な物から拾ってきた物まで、
色々あると思います。

もう何年前になるか思い出せない程 ちょっと前からあるギターです。
少し前といっても10年以上にはなりますが。
建築設計事務所を主宰されるその方も、
好き者と言われるギタリストだと私は思いますが、
その方からの預り物です。

入手経路は不明ですが、
たぶん 拾って来た に近いのではないでしょうか。
昔の簡易移動ジュークボックス&カラオケ人間、
つまりナガシと言われるプロフェッショナルご用達ではなかったか・が、
推測されます。

YAMAHA Dynamic Guitar 
とヘッドとラベルに、
そして謎のNo,1のシリアル。
多分昭和30年代の製造かと思われますが 如何。
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極薄の塗装には当然クラックがチラホラと。
0フレットがある指板の白木、トップ、特にサイド、バックボディー材 全て私には判別不能。
私の元に来た時からエクストラライトが張られてましたが、
ガット弦が正規でしょうか。
プリウォーマーチン0や00みたいに超軽量で、
トップは少し波打ってはいますが、
大きなダメージはありません。

しかし今だ恐ろしくて弦交換が出来ません。
ブリッジやトップがパッキンといかないように、
Dオープンでスライド用にしてます。
錆さびで完全にイッてしまった弦ですが、
不思議な響きが楽しめます。
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昔は来店されたミュージシャンに、
サインなんぞをおねだりすることはしませんでした。
ところが、
ポルトガル語らしき言葉でボソボソとしゃべって、
赤ワインをガブガブやって、
なんとも得体の知れないおじさんには、
ついつい おねだり を したのでした。
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バックのサイン。
左はご存知、巨匠 宮野弘紀氏
そして右がその怪しいおじさん、
かのS&Gの”コンドルは飛んでいく”でイントロのケーナを吹いた
その人だったのでした。

その日は幸いに(涙)他のお客様は無し、
なんと大ブルース大会になってしまいました。
あの宮野先生がブルースですよ!
ホルヘクンボ氏もサウスポーでこのギターを器用に操り、
何語か分からないシャガレダミ声で唸る、
何とも不思議なブルースセッションになったのでした。
後で言葉が分かるヤヒロトモヒロ氏が来店されたので、
またまた盛り上がり、
ワインの在庫は尽きてしまったのでありました。

サインに99年とありますが、
当時もうご高齢だったホルヘクンボ氏、
今だご健在であってと願うのであります。
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# by jimian | 2007-12-07 20:16 | ギター | Comments(24)

地味庵備品その1

もうかれこれ15,6年前だろうか。
ギター好きの人達と定期的な演奏会をやっていました。
そんな会場や打ち上げの場所に、
英会話教師として来日していた外国人が何人かいました。

その中に うちの店にもよく食事に来ていたニュージーランド人がいました。
20代前半だったと思いますが、
身長は190㎝以上はある大きな体なのに、
すごくシャイで無口な青年でした。

彼の友人にオーストラリア人で、
これまたゴッツイ男もよく来ていました。
その2人組でライブに出たいと言い出したのです。

シャイな彼がボーカルで、
豪快な奴がギターでした。
アコギ一本で何を演るのかな?と聞いたら、
何と、
ジミヘンの「ヘイ ジョー」を演るというんです。
ガッツのあるギターに、
語りかけるようなボーカルで、
それはそれで妙にはまりました。

彼らとはその後も片言の英和・和英でよく遊びました。
しかし別れの日が来るもので、
シャイ君がニュージーランドに帰国する事になりました。
ある日神妙な顔付きで
  『このギターを買ってくれないか?』
と やって来た。
  『え、いくらで?』
     『・・・ ・・・ ¥◯◯◯◯◯・・・ ・・で・・・?』
『え!そりゃー・・・・・・・%£¢♂☆℃∞↑※■√  ・・なー・・・!』
と 訳の分からない会話を交わして しばらくの沈黙の後、
いきなり
    『じゃあ もらってくれ!』っと言うんです。
それは困る、気持ちだけでもお金を出すと言っても
     『いや あなたにもらってほしい!』
そう言って、マーカーペンでギターの裏側にメッセージだと、
スラスラと、
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イングリッシュは会話も読解力も殆んど皆無な私。
今もこのサインのニュアンスはよくは分かりません。
何方か堪能な方が居られましたら ご教授お願いします。


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全体の佇まい。
我が家唯一のドレッドノート。
遠目には、
      お!マーチンか!?



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なんちゃって~タカミネ なんですよね~

そんな訳で、ちゃっかりと頂いてしまいました。
現在は私にとって結構 愛器になっており、
お客様貸し出し用にも重宝しております。

私はアコースティックギターはよく分かりませんし、
腕もありません。
だから高価なギターも猫に小判です。


このギターが一生物になるんでしょうね。
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# by jimian | 2007-12-05 20:22 | ギター | Comments(13)

悶々

極々普通のサラリーマン家庭に育った私。
兄姉3人に行き渡る小使いは雀の涙。
小学校の時からアルバイトもやってましたが、
これまた雀の子の涙。
でも、

レコードが欲しかったんです。

中学まではたまには親が買ってはくれましたが、
高校になると、
『そんな 訳の分からん物 ヤカマシイばっかりじゃがな!』
と まるで頭ごなし。
しかたなく、アルバイトに精を出すのです。

そんな折
困ったアルバムと出会ったのです。
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                                 -当時ジャケットは白黒でした-
1970年発表の
George Harrison ”All Things Must Pass” です。
豪華箱入りLP3枚組
な なんと¥5,000えん

まだジミ教祖様に出会う前、
クラプトン坊主だった私は、
ビートルズもあまり詳しくはなく、
ましてジョージなど数曲しか知りませんでした。

しかし、   しかし
何故か 物欲大魔王にすっかり支配されてしまうのです。

ナケナシの貯金をはたいてしまうのでした。

ワクワク ドキドキ
1枚目・・・・・・・
 2枚目・・・・・・・・
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・んー・・・・・・・・・・・・・
   こんなもんかいな・・・・・・・・・
そして
  3枚目で
    ドッヒャー~~~~~~~~!
3枚とも色の違う紙製の中袋
その鶯色の中身が、
幼くとも生意気な小僧の度肝を抜いたのでした。

いきなり10分以上のジャムセッションに始まり、
表裏5曲に ひたすらぶっ飛ばされるのでした。

当時、すでにエレキとやらを弾いていた私には、
どないしたら こんな音が出るんじゃ と
試行錯誤を繰り返すも、 
5Wのエーストーンの真空管アンプと、
グレコのレスポールの様な物では 直ぐにギブアップ。

そのころは、エレキなんぞ弾く輩は不良と言われた時代。
近所にそれにピッタリの人物が引っ越して来たんです。
私より2歳上なのに 何故か学年は1つ上。
直ぐに接触にかかり、
『どうしたら こんな音になるんかなー?』と 質問。
  『そりゃー おまえ ツインリバーブにエコーチェンバーじゃがな!』
・・・・・・・・・・・ん・・・・・・・
 ・・・・・・・・・・・・ん・・・・・・・・
そんなもん 車が買える代物じゃがな・・・・・・・
圧倒的に機材がない。

それに よく考えると
一緒にバンドをやるメンバーがいないではないか。

ないない尽くめの 悶々の日々を、
地味庵少年は過ごすのであった。

そしてしばらくして・・・・・・・
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# by jimian | 2007-12-02 18:30 | 音楽 | Comments(6)