昨日撮った在庫です。

昔と変わらぬ景色といえば、
これは間違いないですね。
小学生の頃、天文少年でした。
天体望遠鏡が欲しくて、欲しくて堪りませんでした。
紙製の組み立てキットの様な物を買ってもらいました。
ケプラー式の100倍率位の、チープな物でした。
まず、月を見ました。
うおーーーーーーーーーー!
眩しく光る月面が、
目の前に飛び込んで来ました。
でも、すぐに飽きてしまい、
次は土星か、火星かアンドロメダか・・・・・
見える訳はありません。
それ以上の機器を手に入れる術も無く、
一人、月刊・天文を読み漁るだけの日々があるだけでした。
天文学者に成りたかったのに。。。。。
今はしがない食堂のオヤジです。

昨日と同じ、宮川です。
架かるのは、三枚橋。
江戸期からここには橋が架かっていました。
二股に分かれた左側の水脈から、
鮮やかな色とりどりの廃液が流れていました。
昭和30年代後半の事です。
このすぐ左上に、友人のうめたろう君の家がありました。
まだ当時、メダカが泳いでる様な綺麗な川に、
何とも言えない刺激臭が、彼の家の回りには漂っていたのです。
東京オリンピックで、
日本は変わってしまいました。
大袈裟ではなく、数万年、数十万年続いた自然の摂理が崩壊した瞬間でした。
私達の年代はその目撃証人としての責務が有ると思います。
東京と田舎の差は有れど、
東京オリンピックがターニングポイントであるのは、
間違い無いと思っています。
もう、どう足掻いても元には戻れません。